密!日記再開

月日の過ぎるのは早いもので、三年も閉じていた日記をこっそり再開します。友人・知人の皆々様、もしこのブログを私が書いているとご存知でしたらどうかメール又は電話又は念力にてお知らせください。可及的速やかに対処させて頂きます(用は軽やかに再々閉)…

身内にブログバレしました

母の4番目の妹、すなわち叔母にバレました。「何書いてるのよ、ソラニー家の恥さらし!」という言葉を想像してどきどきというかばくばくしていたのですが、出てきた言葉は「なんで私がでてこないのよ!」でした。さすが「鳩ぽっぽ」を逆から歌えないと大人…

キュウリの使い方〜ローカル療法〜

人里離れた山奥に、小さな喫茶店がぽつんとひとつたっている。たいして車が止まっているわけでもないのに、何年たっても潰れる様子がない。不思議に思った親子は、一度訪れてみることにした。カラン、という音のあとに期待される「いらっしゃいませ」という…

ウィザードのまじかるジャンピンにみる格差社会

ウィザードのまじかるジャンピンを指さし、あれに乗りたい、と少年の口が動いた。花柄のタンクトップに、7分のジーンズを穿き、日傘をさした母親は肯定の意をこめてにっこりとほほえみ、木陰の椅子に座って他の母親たちと話し始めた。少年の手首には真っ赤…

パッションフルーツもぎもぎ子

麦芽豆乳がとても飲みたい、今麦芽豆乳の気分だ、と思ってグラスに並々注ぐけれど、三口目には吐き出したくなる。これって愛する人のもぎもぎフルーツとその延長からコンデンスミルクを採取したときに似てるかも。ごくごく飲みたい、と思うけどやっぱそんな…

who is 変質者?

昔々、あるところにひとりの少女がいました。少女が友達と校庭で遊んでいると、明らかに体格に合っていない自転車に乗った怪しいおじさんがやってきました。よく見ると、その自転車は少女のもので、怪しいおじさんは本当のおじさんでした。 本当のおじさんは…

捏ね小ネタ

小田せつまい 「小田切まい」をちょっと油断していると「小田せつまい」と読んでしまいます。これは経験によって得られた感覚的知識ではなく、明晰判明に理解できる観念から生じています。デカルトによると、観念には三つの種類があります。第一に、太陽など…

大富豪戦争

最近夜通し大富豪をしている。大富豪をすることで、中学or高校時代の合宿を思い出して懐かしむ遊び。というのは口実で、実際には対戦相手を面と向かって罵りあうための遊びである。もっと正確には、対戦相手を面と向かって罵る遊びである。自分は最強のカー…

余りものには福きたる

あれはちょうど今頃の季節だった。蒸し暑く、じめじめするくせに、やたらのどが渇くような日が続く。当時保育園児だった少女は、毎日重い1ℓの水筒を持って通っていた。しかし、それはすぐに軽くなった。他の子が少女の水筒のお茶をあてにやってくるからであ…

おしゃまなおばあさま

知人のおばあさんの言語感覚は少し変わっている。少しというより大分変わっている。例えば、物を噛むときの音は「あにあに」だし、こすったり引っかいたりするときは「ゲエゲエ(ゲイゲイ)」、奇声を発するときは「いう゛ぇー」あるいは「いえーへっへっへ」だと…

「日本人の鼻毛は黒い」は真か

昨日、友人と久しぶりに飲みに行った。寝不足とオーバーワークのため、すぐに酔った。私は「週休4日制、すきあらば5日制」をモットーとしているが、やむにやまれぬ事情で休みが三日になってしまったせいかもしれない。普段めったに愚痴を言わない私だが(…

おじいちゃん、だ〜い好き!

高齢の方(特におじいちゃん)が発音する“サテイ(SATY)”のテとイの間に萌えます。もう激萌え。萌えという言葉を軽々しく使ってほしくない、青二才よ生意気な、という純粋かつ萌えの大御所チックな方がいらっしゃるかもしれませんので、お断りしておくと、「こ…

ビヤ樽との問答

ある男の話をしよう。小学校の帰り道、彼は友達とゲームセンターにいた。バレーをしていたせいか肩幅も広く筋肉質だったが、顔には少年特有のあどけなさがあらわれていた(と思う)。少年は、自分たちを値踏みするように見つめる怪しい視線に気がついた。する…

少し前に、携帯で知らない人からよくメールをもらった。アドレスに数字をつけず、気に入った単語だけにしたせいかもしれない。大抵の人は礼儀正しかったし、そうでない人にはなかば嫌がらせめいたメールを送りつけて撃退した。訂正しよう。礼儀正しい人に対…